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zoom RSS 完結編 『親子で行く源流紀行2010』だけど源頭には立っていない 

<<   作成日時 : 2010/09/09 02:42   >>

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今回の遡行はテントを持ってきました。それは子供と一緒だから。

私一人でしたらブルーシート1枚屋根がけするだけなんです

けどね。そうすればガサバラないし、軽いし・・・・・。

濡れた服からTシャツと短パンに着替えて・・・・・。無い。ない。

ナイ。私の替えズボンが・・・。車に忘れました。間違いない。

仕方なくTシャツにパンツと言うレスラーのような格好でいることに

した。着替え後、お湯を沸かして砂糖湯を飲む。お湯に砂糖を溶か

した何でもない飲み物なのだが、この様な環境では極上のドリンクに

感じる。

そして、テントの中で横になっている間に私もお兄ちゃん

も寝てしまっていた。


        


1時間半ほどで私は目が覚め、夕食の支度に取り掛かります。

焚火をおこして、米をといで・・・・。

川原で薪を集めて火を点けるのは意外と簡単なんですよ

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≪ただいま炊飯中。隣ではお湯を沸かしています≫

出来上がる寸前にお兄ちゃんを起こして晩餐の始まりです。

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≪ハンバーグエッグとベーコンの油炒め。ワンディッシュです≫

分けたいんですけどね。無理なんです。シュラカップが無いから・・・。

自ずとワンディッシュになってしまいます。

誰ですか?「朝食の様だ。」なんて言っている方。

この時、お玉も無いのに気がつきました

翌日の朝食も工夫せねば・・・

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≪食事中のお兄ちゃん≫

周りはだいぶ薄暗くなってきました。夕まず目の時間。

川面では昆虫の羽化が盛んになっているのかオニヤンマの数が

増加しているようである。そして、黒になりつつある群青色の空に

小さい蛾のような昆虫がフラフラと舞っていた。右から黒い戦闘機

のような大型の機体が接近し、これを捕らえ急速ターンした後に

闇の中に消えていった。それと同時に「あっ!! すごい」とお兄

ちゃんの声が・・・。同じものに目線を奪われていたようである。

オニヤンマの捕食の瞬間、大型だけにそれなりに迫力があった。

そして、珍しいものを見せてもらった。お兄ちゃんも同じ気持ちであ

ろう。

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≪焚火を見ながら何を思う。母か? 弟君か? それとも妹ちゃんか≫

何を話すわけでもない親子。焚火は人を無言にするようである。

でも、何かが繋がっている気がする。

食事を終え、しばしの団欒の後お兄ちゃんはテントの中で谷間の空

に見える無数の星を見ながら就寝となった。流れ星を見た私を羨み

ながら・・・。

私も焚き火を見ながらの一人の時間を堪能してから袋に入った。

どのくらい寝たか? 「ブヒュ」と言う哺乳類と思われる躍動的な

息遣いを聞いた。しばらく構えたが特に危害を加える様子もなく、

見当もついていたのでまた眠りに落ちた。

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≪明らかに土を掘り返した後が・・・≫

良く朝、テントから2.5M程の所に土を掘り返した後を発見。夕べ、テント

に接近していたのはおそらくイノシシであろう。彼らから見れば我々は

迷惑この上ない侵入者に違いない。

食事後、着替えて撤収作業を行う。

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≪外に置いた荷物の下から沢蟹君がお見送りしてくれた≫

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≪イノシシ君の痕跡を拡大≫

掘り返し後が結構若いですなぁ。イノシシ君ごめんなさい。

そして遡行の続き

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≪二日目は流石に慣れて淵を自ら泳いで突破していきます≫

しばらく行くとお兄ちゃんが前のめりに転ぶ回数が増えてきました。

6回を数えた時、遡行を断念した。本人に「もうダメか?」と聞くと、

明るく「まだ大丈夫。」との返事が帰ってきたが小学4年生、10キロ

の荷物、2日目を考慮すれば疲れも溜まり足が上がらないのでは?

との私の勝手な判断でここで終了とすることにした。地形図を見て

エスケープルートを捜す。少し離れた所の上りに道がある。後は私が

先頭に立ちルートを切り開けばよい話。落ちている木で杖を2本作り1

本をお兄ちゃんへ持たせる。もう1本は私が持ち、先頭に立つ。笹じゃ

ないのが救いである。「そこっ!」「いちいち照準がずれている」「手、

どけってんだ」「させるか!」杖を振り、進路を作る度に何かのアニメで

聞いた台詞を吐く。その度にうけてくれるお兄ちゃん・・・。やっとの思

いで桟道へ出る。あとはOUTBACKまでひたすら歩きのみ。

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≪ブイサイン。余裕があるように見えるが・・・≫

途中またオニヤンマが現れウシアブ大の大型アブを捕まえて消え

ていく。

そして到着。

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≪荷物を置き、OUTBACKに寄りかかる≫

この疲れ方を見れば遡行断念は良い判断だったと思う。釣りはあま

り出来なかったが、次回への投資だと思えばなんでもないこと。

後日、奥さんから聞いた話では道中の事を楽しそうにいろいろ話して

いたようである。少なくともデビューは楽しい思い出で終わったようだ。

また行くか?と聞いたら 「うん。行く」と言う返事が返ってきた。


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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
楽しい話を読ませていただきました。アクシデントあり、イノシシに合えるなんてまた楽しいですね!クマじゃなくて良かったぁ(#^O^#)またお話楽しみにしていますよ!ありがとう(#^O^#)
イト
2010/09/09 08:56
そうですよね。熊じゃなくて良かったです。私の経験では熊はあまり人には近づいて来ませんね。イノシシはもう馬○です。○鹿さ加減には呆れるくらい・・・。

この続きは、また来年になりそうです(^0^)/

こちらこそありがとうございます。
アウトバック・ダブルアール
2010/09/10 23:58
素材は朝食の様ですが自炊?でハンバーグは豪華ですね。
水が綺麗そうな源流で〜
川魚はいませんでした?
小太郎
2010/09/11 14:45
小太郎さん、ひょっとしたらこの様な場所で食べた方が豪華では?と言うぐらいの物を作ります。調味料関係は家にあるものはだいたい持って行きますね。

イワナがいますが、お兄ちゃんは遡行に没頭したかったようで釣りは全てキャンセルでした。その内遡行に飽きて釣りする・・・・。と言うのが今までの源流マンのパターンなのですが。。
アウトバック・ダブルアール
2010/09/12 06:26
素晴らしいですね。
おにいちゃんも よくがんばったことが
わかります。
これは お子さんにとっては
かけがえのない 重要な思い出になることでしょうね。
お父さんの釣りに対する不完全燃焼は
この際 きっぱりと 
なかったことにするしかないでしょう!
hilander
2010/09/15 00:14
いつも感じる事なんですけど、お兄ちゃん始めお子さん達はRRさんがお父さんで凄く幸せだなぁ〜〜〜〜って思います。
なかなかこんな経験させてもらえる子供って(特に首都圏では)そう多くはないと思います。
この経験値はまだまだ増えていく途上でしょうけど必ず素晴らしいオトナに成長させてくれるものだと確信します。
そしてアウトバックも無くてはならないBESTパートナーですね!
ふぉれっくす
2010/09/17 02:55
hilanderさん、私が釣りで不完全燃焼だったぶん、お兄ちゃんが遡行で完全燃焼して貰い、楽しんでくれていればOKです。なんてカッコイイ事言っちゃったりして…。

遊びの中でいろいろと学んでほしいですね。そのうち役に立つ時が来ると思います。
アウトバック・ダブルアール
2010/09/17 19:37
ふぉれっくすさん。ありがとうございます。

家で勉強しないぶん、身を持って体当たりで遊んでくれたら良いですね。

アウトバックも手放せません。
アウトバック・ダブルアール
2010/09/17 19:46
お子さんすごいですね。沢登りするなんて
うちの子供も山歩きしますがまだまだ
親子で焚火無言になりますね。火を見ているだけでもいい。
zen
2010/09/22 22:14
zenさん、お兄ちゃんは4年生です。この日がデビュー戦でした。お兄ちゃんの釣り以外のレーダーは凄い威力を発揮していました。時にはカエルレーダー、時にはトンボレーダー、そして鳥レーダー。残念ながらアブには被弾させられましたが、楽しんでくれたようです。あとは・・・来年だなぁ〜。
アウトバック・ダブルアール
2010/09/22 22:48

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